オーダーで作るスパイクの良さは、何といっても自分の足に合うことだと思います。
市販のスパイクですと、競技者の足の形の統計を取って決められた形になると思います。
しかし、そのスパイクの形が自分の足に合うとは限りません。
合わないスパイクを履くと、捻挫や足の裏に豆が出来やすいですし、足に完璧にフィットしていない分プレーの幅も狭くなってしまいます。
日本のスポーツ選手の最高峰をひた走るイチロー選手のスパイクもオーダーで作られています。
イチロー選手はカッコイイスパイクが欲しがり、従来の選手が履いていたミドルカットとハイカットの間に存在するスパイクを誕生させました。
それは、クォーターカットと言います。
イチロー選手独特の美的センスなのでしょうか。
しかし、イチロー選手はこれでも満足せず、コンマ一秒でも一塁に早く走れるスパイクを求めました。
現在のイチロー選手のスパイクはなんと片足250グラムしかありません。
NHKの特集でやっていましたが、2試合に1足は履き潰すみたいです。
さすがに一般の方が2試合で1足履き潰していたら財布が持ちません。
ですが、自分のプレー向上のためにもスパイクにお金をかけても良いと思います。
私も一回はオーダースパイクを作るつもりです。